自然素材と伝統工法にこだわった家(SK邸 ) 長野県飯田市
昭和初期建築の民宿に隣接するオーナー一家の住まいです
I ターンで田舎に来た大工さんが,自然素材と伝統的工法に徹底的にこだわりました.
トラディッショナルな貫構造を採用したほか. 壁下地には「竹小舞」,屋根防水にも化学製品を使わないなど昔ながらの工法が多く使われました.
やはり I ターン組のオーナーも,壁塗り床張りなどに自ら参加し,さらにオーナーのお子さん4人と,イヌ,ネコも参加(?)し,たくさんの現場のアドリブで生まれた手作りの家です.


 基礎と土台の間に石板をはさんで床下換気をしています..壁は柱に貫(ぬき)を通して耐震性を確保  壁下地は伝統的な竹小舞で編んであります  屋根下地も木をスライスして接いだ完全自然素材.  竹小舞に土を塗ったところ.  2階はその上に漆喰で化粧している..

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増築されたベランダも寺社建築のような貫(ぬき)構造です.
貫構造は筋かいをつかわず,水平に貫を通すことで地震など水平方向の力に対抗します.
大工さんが昔ながらの工法にこだわったため,かなりクラシックな外観になりました.

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